介護事業者がSNS更新を続けられない本当の理由TOP5|課題と解決策を解説

SNS運用は重要だとわかっているのに、なぜ続かないのか?

介護業界でも、インスタグラムやFacebookといったSNSを活用する施設が増えています。採用活動や地域への認知拡大、利用者家族への情報発信——その役割は年々高まっています。

しかし、実際には「始めたはいいけれど、なかなか更新できない」「気づけば数カ月放置してしまった」という声も少なくありません。

なぜ、介護事業者にとってSNS更新はこんなにも難しいのでしょうか?今回は、現場でよく見られる**”更新できない理由TOP5″**を客観的なデータも交えて解説し、それぞれに対する解決策も提案します。

更新できない理由TOP5

1. 業務が多忙で時間が確保できない

介護施設の現場は、日々のケア、記録、家族対応、事務作業など、常に多忙です。特に中小規模の施設では、一人が複数の役割を担っているケースも多く、”SNS運用”が後回しになりがちです。

厚生労働省の調査によると、介護職員の1日の業務時間のうち記録作業に費やす割合は約16%。さらに会議や家族対応を含めると、現場職員の自由にできる時間はごくわずかです。

業務時間の内訳グラフ(ケア業務/記録業務/会議・家族対応/その他)

2. 投稿する内容を考えるのに時間がかかる

「何を投稿すればいいのかわからない」という悩みも多く聞かれます。イベントや行事の写真だけではコンテンツが続かず、次第に更新が滞るパターンです。

SNSでは日常の一コマでも十分コンテンツになります。たとえば「今日のおやつ」「廊下の飾りつけ」「季節の花を飾りました」など、小さな話題でもOKです。

3. 写真や文章のクオリティに不安がある

「見栄えのいい写真が撮れない」「文章が固いかも」と感じて投稿に二の足を踏んでしまうケースもあります。特に法人や施設の公式アカウントとなると、なおさら慎重になりがちです。

近年ではスマホ1台で十分にきれいな写真が撮れる環境が整っています。また、Instagramでも自然体な投稿のほうが好感を持たれる傾向があります。

そもそも何をどうすれば良いのかわからない。との意見も多いです。

4. 法人や上層部の理解・承認が得られない

現場担当者が「SNSを更新したい」と思っても、法人本部や施設長などの承認がスムーズに得られない場合、投稿が滞る原因になります。特に情報発信に慎重な法人では、事前確認フローが多く、手間と時間がかかることも。

SNS運用の目的を明確にし、ガイドラインを作成することで、承認プロセスを簡略化できます。たとえば「イベント告知・日常紹介は事後承認でOK」とルール化するだけでも、更新スピードは格段に上がります。

5. 成果が見えにくく、モチベーションが続かない

「投稿しても反応が少ない」「何のためにやっているのかわからない」ーーそう感じてしまうと、更新モチベーションは下がってしまいます。

SNSマーケティング調査(株式会社サイバー・バズ)によると、SNSアカウントが成果を出すまでの平均期間は6カ月以上。短期間で大きな反応を得るのは難しいため、コツコツ積み重ねる意識が必要です。


まとめ|介護施設のSNS運用は「続ける仕組み」がカギ

介護業界においても、SNSは単なる流行ではなく、採用・認知・ブランディングに直結する重要なツールです。しかし、日常業務の忙しさや環境要因により、継続運用が難しい現実もあります。

だからこそ、SNS更新を「頑張ること」ではなく「仕組み化」していくことが重要です。

  • 投稿内容をパターン化する
  • 業務内で撮影・投稿の流れを作る
  • 最低限のガイドラインを整える
  • 成果を焦らず、半年単位で見る

こうした工夫を取り入れることで、介護事業者でも無理なくSNSを続けられるようになります。


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